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2013年4月16日 (火)

「女信長」の低視聴率についての分析の必要性

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フジテレビの「女信長」の視聴率のことが結構気になっています。わたしは番宣のためのデジタルサイネージの取り組みが面白かったりとか、結構面白そうだなあと思っていたのです。しかし視聴率は5日が8.9%、6日が8.7%と聞き、 正直驚いたと同時に、これはきちんと分析する必要があると思ったわけです。

わたしはOAの時は、ニューヨークでAereoを試していた頃なので、日本でリアルタイムで見ることは出来ませんでした。しかし滞在したホテルのタイム・ワーナーケーブルにはTV JAPANという日本のチャンネルが入っていたので、時差こそあれ、週末の夜のほぼ同じ時間帯に見ることが出来ました。

私にとってはかなり面白いかったというのが率直な印象です。


ところが視聴率的にはいい結果とは言えないものだったわけです。そしてこれは、まじめに分析をしないと(しておられると思いますが)、コンテンツが命のテレビにとっては重要な課題を放置することになると思うのです。おそらく関係者は、報道されているように20%を目指すと本気で思い、仕上がりも十分そういう感触だったのではないかと推測します。この結果とのギャップがどうして起きるのかということです。また私のFacebookやTwitterのタイムラインを見る限り、結構反応は良かったように思えたし、そう言っている人も私の周りには多いにも関わらずです。


考えられる可能性はいくつかあります。順不同に列挙してみると


1 時代劇はやはり厳しい
2 ストーリーが荒唐無稽
3 シニア層には子供だまし、若年層には信長って誰?くらいに無関心ネタ
4 週末の夜、2日間という編成の問題
5 録画して見てる
6 配役の問題
7 FacebookやTwitterクラスタは特殊なのか


これ以外にも考察ポイントはあると思います。とにかくチカラの入った番組であったはずにもかかわらず、結果が出なかったとうことは、もはやフジテレビ単独の問題ではなく、テレビ全般の問題ではないかと思うわけです。


制作側からすれば、これでダメならどうしたらいいの?という疑問や落胆の声が聞こえてくるように思うのです。


録画視聴状況なり、詳細視聴者属性的な定量分析と、細かく分けたクラスタ属性ごとのインタビュー、視聴していない、知らなかった人にコンテンツだけ見てもらい意見を聞くなど、「女信長」を徹底的に分析すると、これからのテレビ番組の方向性が見えてくるような気がするのです。


こうした分析を踏まえた上で、スマートテレビやマルチスクリーンを考えていかないと、視聴者不在の議論に終わってしまうと思うからであります。


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コメント

素人考えで申し訳ございませんが、コメントさせて頂きます。
時代劇は難しい。 視聴者ではなく、出演者が問題だったと思います。
荒唐無稽な物語なら、なおいっそう基本はしっかり時代劇のお約束どおり演じて欲しかった。
崩すのならバカ殿なみに。
武将達の中で所作・台詞ともに武将に相応しかったのは、明智光秀だけです。
光秀が出ると場面が引き締まる。 まぁ信長と光秀、秀吉のキャスティングは成功だったと感じます。
全体のバランスから言えば、浅井・朝倉に費やした尺が長すぎたように思いました。
第一夜の30分位で、退屈してしまい録画にまわしましたもの。 
もう一つ放送時期が変ったのも影響しているかもしれませんね…。

ただ私は、「女信長」を見ていて、時代劇の終焉を哀しく思いました。 

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