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2013年5月10日 (金)

なぜ放送系専門学校で講義をするのか

日本工学院八王子専門学校で「放送基礎」という講義を半期、担当させてもらうようになって3年目になります。きっかけは業界の仲間を通じての紹介でした。なぜ、センセイなのか、なぜ専門学校なのか。

これについては自分なりの思いがあるからです。



まあこれまで大学から声をかけていただいたことがなかったわけではありません。俗にいう有名私大だったりするわけですが、その時はギャラの問題と有名私大大学生というのがどうもネックだったわけです。

 

自分が慶應大卒なので説得力がなく、嫌味に聞こえるかもしれませんが、全然そうではなくて、大学生の小利口加減がどうにも鼻につくわけです。会社員時代には多分1000人を超える入社面接をやったと思うのですが、まあひたすらつまらん訳ですよ。

 

何処かで教えられたようなことをいい、その年ごとの流行りのネタを繰り返し聞かされてきたんですから。昔はサークルとかバイトとか学生ベンチャーっぽいネタが多く、ここ最近はボランティアとか、震災復興の話ばかりです。悪いことではなくむしろ素晴らしすぎる訳ですが、なんか顔が見えなくてつまらんのです。聞いてて「で、あんたは何がしたいの」としか思えないわけです。

専門学校を出て、我々の業界に入ったとしても、確かに厳しい現実に直面するわけです。でも、一 流大学を出てるからと言ってそれがほぼ通用しないのも事実です。実際これまでに東大卒をクビにしたこともあるし、専門卒でも言い方は悪いけど大化けした (実は化けたわけでも何でもないんだけど)例を数えきれないくらい見てきましたし、今でもそういう人たちと日常的に仕事をしているわけです。

 

テレビ業界に対する風当たりはそれなりに厳しく、イメージ的にも以前のような華やかさは若い世代ほど感じてはいません。そんな今だからこそ、本人が志望して きたのか、大学に落ちたからなのかはですらどうでも良くて、とにかく業界向けの専門学校に在籍しているという事実がある学生に、本音で伝えたいことが山ほどあるのです。それは自分が先輩たちから有形無形で教えてもらったことへの間接的恩返し、みたいな部分も含みます。

 

こんなご時世に、こんなダメな衰退産業を志す彼らに、現実認識の上で、同時に夢を描いて欲しい。青臭くてドリーミングな言い方で恐縮ですがそう思うわけです。

 

それにしても鎌倉から八王子はとんでもなく遠いのだけはなんとかしてもらいたいと思う、横浜線車内からの雑文です。まあ要するに彼らが仕事をくれる日を待ってるだけなんですけどね。


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