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2014年1月

2014年1月28日 (火)

線でつながってることがデメリットになりかねないケーブルテレビ

ケーブルテレビはかつてニューメディアの雄でした。もう30年近く前に、都市型ケーブルテレビが開局し、多チャンネル放送が日本でも始まりました。1987年頃の話です。 ケーブルテレビはその名の通り有線テレビジョン放送で、線で繋がっていることで多チャンネルとか、双方向サービスが実現できることが最大の売りでした。

ところが、いまこれが劇的に変わるかもしれないと思い始めています。それは線で繋がっていることが足かせになる可能性があるのではないかと思うのです。理由は言うまでもなく、無線系の想像を超えた進化です。当時はいまのLTEなりWiMAXのようなものは全くの想定外でした。
引っ越しするとよくわかりますが、ケーブルテレビに加入しているとイロイロと面倒です。工事の手配や立ち会いなど、時間と手間とコストも掛かることが多いです。それに比べると無線系はどこに引っ越しても全く関係ありません。新聞を取らないとか、固定電話を引かないというのと同じです。そして無線系がどんどん有線系と同じくらいの速度を得られるようになり、さらに無線有利になっています。
ケーブルテレビはここをまず理解した上で、この先のサービスを考えないといけないのだと思います。固定回線のメリットを出せるのか、いっその事無線系に移行するということまで考えるのか。地域性や住民構成、持ち家比率など様々なことが関わりますから一概に言えませんけど、無線は固定を兼ねられるが、その逆はないことだけは事実です。

2014年1月26日 (日)

地上波のインターネット配信

1月17日の読売新聞によると、民放連の井上会長が「番組のネット同時配信を拒否しない」と発言があったようです。


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この件について民放連のサイトには、会長の定例会見の内容がいつも掲載されるのですが、ここにはこういった内容は書かれていません。

これは事実ではない記事が掲載されてということではなく、民放連として掲載するような内容、またはレベルまで議論が成熟していないという意味であると推測されます。

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2014年1月21日 (火)

乱暴だけどスマートテレビとクラウドテレビとはどういうことか

今年はクラウドテレビがいよいよ来そうな感じです。

数年前に比べると、スマートテレビはCES2014ではあまり盛り上がってる感じがしませんでした。日本ではスマートテレビとはなんぞや?のような定義論が先行しがちです。欧米の状況を見ていると、スマートテレビ(的なもの)とは要するに、Netflix、YouTube、huluがテレビで見られることと限りなくイコールだと感じています。


そしてこれは、視聴者的に言うと「モア・チャンネル」とこれまた同じことではないかと思っています。違いは、Netflix、YouTube、huluはAnytime Anywhereをもともと提供しているところです。このAnytime Anywhereは別のいい方をすると「モア・チャネル」なのだと思います。


チャンネルとチャネルは英語ではどちらもchannelで同じですが、日本では異なるニュアンスです。「チャンネル」とはテレビのチャンネル番号のことで、「チャネル」とは伝送路、あるいは視聴スタイルのことです。


「モア・チャンネル」はチャンネルがいっぱいあることで、専門多チャンネルという意味でモア。「モア・チャネル」はあるチャンネル、番組、コンテンツの視聴方法がモアなのです。


ではクラウドテレビとはどういうことなのでしょうか。

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2014年1月20日 (月)

50インチの4K UHD TVがあっという間に699ドルに

50インチの4Kテレビが1000ドルを切ったという話が年末に出てきまして、それをCESでこの目で確かめて、それからその辺に関してブログを書こうと思ってたんですけど、CESから10日も経過していないのに、なんとTCL社製ですけど699ドルで売ってるじゃありませんか。もう何なんでしょうかこれは。

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もちろんHDMI2.0じゃないでしょうし、HDCP2.2には対応できないんじゃないかと思うんですよ、WEB見てもどこにも書いてませんけど。でも、私が言いたいのはそういう話じゃないんです。

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2014年1月19日 (日)

ウォークマンですら失敗と誤算を乗り越えてきたという事実

2本前のエントリーでも書いていますが、CESでのソニーの平井一夫社長兼CEOのKeynoteは本当に素晴らしかったと私は思います。ご覧になっていない方はぜひご覧ください。
動画は平井さんの前に登場した、全米家電協会CEAのシャピオ会長のオープニングスピーチから始めります。ちょっと長いですけど、ぜひ全編見ることを強くお勧めしたいです。




追記 こちらにテキスト(英・和)あります。

ご覧いただくとわかりますが、このKeynoteの中でもウォークマンの話が出てきます。それは決して懐古主義な論調ではありません。そしてコンパクトCDプレイヤー、PlayStationなどの人々に感動を提供した製品の話が続きます。しかし成功ばかりではなく、VHSに負けたベータマックスや、最近ですとmylodash(日本未発売)などの失敗事例の話が出てきます。

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2014年1月18日 (土)

勝手メタと公式メタのトンネルが貫通したことの大きな意義

今週はテレビにとって素晴らしいニュースがありました。株式会社エム・データさんに民放キー局5局と広告会社電通博報堂2社が、第三者割当で資本参加します。

こちらがエム・データのリリースです。
エム・データの全身とも言うべき株式会社プロジェクトの設立が1987年、エム・データが2006年です。当初からテレビのモニタリングをしてテレビCMの出稿量をレポートしたり、その後は番組の詳細な放送内容を収集配信するという、いわゆる放送メタデータの先駆者であります。
今回のキー局と広告会社大手の資本参加は、本当に意義深いことであります。それはどういうことなのでしょうか。

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2014年1月13日 (月)

CES会場だけにいても仕方がないので家電量販に行ってみた

CES2014は閉幕しました。殆どの人々が今日帰っていったわけですが、どういうわけか1日居残りです。理由は簡単で、翌日の方がホテル代を考えてもチケットが安く、日本が3連休なので休日である13日に帰国できるからです。ただし夜の10時過ぎの到着予定ですが。

家電ショーは所詮はショーなので、やはり現場に行かなくちゃ、ということで今回もFry'sという家電量販店に行ってきました。

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噂では、1500ドルとか1000ドルを切る50インチの4Kテレビが売られてるらしいという話だったからであります。しかし実際に店に行ってみると、日本とあまり変わらないのです。

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2014年1月11日 (土)

CES2014で思ったこと

CES2014に来て一番思ったことです。

会場には4Kの湾曲テレビがたくさんありまして、日本で受けるかはともかく、結構実際に見ると悪くはないんです。しかし、そういうことよりも今回大事だと思ったのがこの写真です。

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これは、ソニーの平井さんのキーノートの前に、CEA(全米家電協会)のシャピオ会長がCESのオープニングスピーチにおいて話した場面です。最近のイノベーティブな事例としてあげたのがこの3つ。Aereoはここに書いていますが、アメリカのテレビ局と係争中のサービスです。もう一つのUBERはとりあえずテレビ的には関係ないとして、dishもまたテレビ局と係争中なわけで、ここに記事を書きました。これらAereoとdishを革新的なサービスとして、CESのオープニングでCESの会長が好意的に紹介をしたわけです。

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