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2014年1月19日 (日)

ウォークマンですら失敗と誤算を乗り越えてきたという事実

2本前のエントリーでも書いていますが、CESでのソニーの平井一夫社長兼CEOのKeynoteは本当に素晴らしかったと私は思います。ご覧になっていない方はぜひご覧ください。
動画は平井さんの前に登場した、全米家電協会CEAのシャピオ会長のオープニングスピーチから始めります。ちょっと長いですけど、ぜひ全編見ることを強くお勧めしたいです。




追記 こちらにテキスト(英・和)あります。

ご覧いただくとわかりますが、このKeynoteの中でもウォークマンの話が出てきます。それは決して懐古主義な論調ではありません。そしてコンパクトCDプレイヤー、PlayStationなどの人々に感動を提供した製品の話が続きます。しかし成功ばかりではなく、VHSに負けたベータマックスや、最近ですとmylodash(日本未発売)などの失敗事例の話が出てきます。
ソニーに限らずAppleもGoogleも、それまでのライフスタイルを変えてしまうくらい、パワーのあるガジェットやサービスを登場させてきました。もちろんウオークマンはその代表例です。

ところが、このウオークマンにもいくつかの失敗と誤算がありました。有名なのは、最初は社内でも反対意見が少なくなかったのを井深、盛田氏らが発売を決断したというのがあります。また商品名もアメリカではWalk about(歩きまわる)やRun about(走り回る)からの造語である「Sound about」であったのですが、このなんとかアバウトの語感に「徘徊者」のイメージがあるとして、森田氏の独断でウオークマンに統一したようです。

初代ウォークマンにはヘッドホン端子が2つあって、ホットラインと書かれたボタンを押して、ヘッドホン越しに二人で会話ができるなんて、今では笑い話寸前の機能もこれまた盛田氏の発案だったそうです。

さらに2つあるこのヘッドホン端子の表示が、初期ロットではそれぞれ「GUYS」「DOLLS」だったために、アメリカで女性人権団体からの猛反撃に合い、「A、B」に修正されたことはあまり知られていません。こちらに写真があります。ちなみにGUYS DOLLSバージョンの初期ロットは、その筋ではもの凄いプレミアがついています。

これほどの商品でさえも、多くの失敗や誤算があったわけで、新しいメディアを考えるときに非常に参考になり、かつ勇気を与えてくれることだと思います。

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