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2014年2月

2014年2月23日 (日)

パソコンもスマホもタブレットもモノとしての興味がすっかりなくなってしまった

昔はPCを自作してました。CPUがどうしたとか、オーバークロックとか、どのメモリーが速いとか。そのさらに前には、MS-DOSのConfig.sysをいじりまくって、いかにメモリーの空き確保するかを試行錯誤していました。

その次はケータイです。Datascopeっていう今でいうところのスマートフォンの走りみたいなのを使い倒したりしました。

そしてスマホとタブレットです。iPhoneは4までは持っていましたが、4S以降はなんだか何も変わっていなくて、モノとしての見た目も代わり映えせず、更に最近では半分近くがiPhone、行く場所、クラスターによっては9割くらいがiPhoneという気色悪さに辟易しています。まあiPad miniがメインコミュニケーターになってるんですけどね(説得力がイマイチ)
つまりなんかこうしたハードウエア、ガジェットが全然面白くないんです私には。結局のところメールとLINEとFacebookと乗換検索とアメッシュくらいがあればあとはいらないんですねえ。うん、全くいらない。

結局のところ上層?のせいぜい3割くらいまでの人が、身内の中でああだこうだ言っててるだけで、広く遍く世の中的にはどうでもいい。たとえばタクシーの相乗りアプリってのを見せてもらったんですけど、相乗り希望者をSNSで探しすんですよ、そんなのあり得ないでしょう。

ということを感じつつも、結局は模索を続けるんですけどね。

2014年2月18日 (火)

フジテレビの様子見インターネット配信

フジテレビがインターネット有料配信を開始する、と聞いて、ついにそうなのか!と思った方も多いと思う。よくよく読んでみるとケーブルテレビ、スカパー!やひかりTV、eoテレビ、(auひかり、BBTV NEXTでは視聴できないのも興味深いが)で放送している「フジテレビNEXT ライブ・プレミアムをベースとした24時間ライブストリーミング」が対象だ。

この「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」は、フジテレビ番組(BSフジはない?)の再放送と、その他オリジナルなどの番組がミックスされた編成になっている。とはいってもちゃんとした「放送」であるには違いない。その放送をインターネットに配信するのが、今回の「フジテレビNEXTSmart」だ。

インターネットに配信するということであれば、「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」は、前述のひかりTVのようなIP放送(電気通信利用役務放送)でとっくにやっていることなのだが、パソコン、スマホやタブレットだけで視聴できるようになる。

現在、スカパー!、CATV、IPTVの各プラットフォームで視聴されている契約者への付加サービスとして、また、インターネットだけで楽しみたい利用者への新規サービスとして、話題のコンテンツがいつでもどこでもお楽しみいただけるインターネット有料チャンネル「フジテレビNEXTsmart」がスタートします。

スカパー!などでの既存契約者への付加サービスといっても、割引があるようではないし(多分無いんですよね?)、スカパー!での料金はプレミアムチャンネルなので月額1260円、パックとの組み合わせで1050円を支払い、さらにスマホでも見るためには追加で月額1260円という設定

2月18日13時10分訂正:上記は誤りでした。
すでにフジテレビNEXTに契約されていれば利用可能とのことです。
お詫びして訂正させていただきます。

というように、放送のインターネット配信と行っても、絞りに絞って、小出しにしている感じは否めないが、何はともあれ、テレビ局自身がネットに放送を出すという点では、画期的なサービスであるのは間違いない。このような様子見サービスでは何かが大きく動くことはないだろうが、今年はこういった動きが加速するのは間違いない。

とにかく「サイマル」であることが画期的であると思う。こうしてパンドラの箱はじわじわと開いていくのでしょう。

2014年2月16日 (日)

ビジネスクラスにアップグレードされる場合の考察

エコノミークラスの格安航空券でも、時にビジネスクラスにアップグレードされることがあります。そういう経験がある方もいるでしょうし、そんなことは一度もないという方もおられるでしょう。わたしは比較的確率が高い方で、このおよそ1年間に、片道3000マイルを超える路線に14回搭乗していまして、このうち4回ビジネスクラスにアップグレードしてもらっています。してもらうというのは、こちらから頼んでいるわけではなく、勝手にそうしてくれるのです。

これをマニアの間ではインボランタリーアップグレード、通称インボラUGと言います。ボランティアなアップグレードというのは、時々ゲートあたりで、「誰か明日の便に変更してくれたらビジネスクラスと300ドルのクーポンを差し上げます」とやってるのを聞いたことがあるかもしれません。この場合、ボランティアとして名乗りでるのがボランティアUGです。

一方、インボラUGは知らないうちにUGされるのです。これはある程度予測は可能ですが、絶対にUGされるようにすることはできません。エコノミーの料金しか払っていないのですから当たり前です。でも少しでもUGされる確率を上げることは不可能ではありません。これは一種のゲームみたいなもので、UGされればラッキーなわけです。

インボラUGの絶対条件として、エコノミークラスがオーバーブッキングで、ビジネスクラスに空席があることです。コンベンションや学会、日米の休日の前後など、OBが多いかどうかはある程度予測可能です。休日以外でも航空会社の特典旅行カレンダーで航空会社が予測している乗客数はわかりますから、これを確認するのも重要です。当然ながら混んでいそうな日がOB率が高いのです。空席状況は事前に航空会社のWEBなどでわかります。オーバーブッキングがない場合でも、ビジネスに急にキャンセルが出た場合などでUGされるケースもなくはないですが、基本はOB発生しているのが大前提です。

そもそもこのオーバーブッキングに関するポリシーも、航空会社ごとに大きく異なるようです。とくにデルタ航空の場合、アメリカン航空やユナイテッド航空と比較すると、申し訳ないですが乗客の質が悪く、アジア系が多く(最近は以遠権のフライトが減ったのでだいぶ減りましたが)、アメリカ人ビジネス客が少ないので、もともとビジネスクラスには予約が入りにくいと私は思ってます。日本では一部上場企業の部長ですらエコノミーなご時世ですから、予約状況や実際の客層を見てると強くそう思います。

そこでデルタは、最初からビジネスにインボラUGする前提で、エコノミーをオーバーブッキングさせるのだと思います。OB自体は普通の話ですが、その数が多いのだと思います。特に見ていると、デルタはHISとJTBにかなりのブロックの座席を格安で渡しているようで、HISが頑張って売っちゃうとさらにOBが増加します。仮にHISとJTBのせいだとすると、HISあたりにはデルタの上級会員は少なそうですから、結果的にインボラUG率がアップすると見ています。いろんな航空券サイトを見ているとわかるのですが、HISがいちばんデルタの座席は持っているのは間違いないと思います。つまりは自分から「OBを誘発させる」作戦ですね。

エコノミークラスがオーバーブッキングの場合でも、たいていはビジネスクラスに空席があります。そうするとエコノミーの客の中から、何人かをビジネス側に振り分けるわけです。この振り分けられる人、選ばれし者になるにも条件があります。まずはその航空会社の自社会員であること、その中でもステイタスが上であるほど確率は上がります。

たいていの航空会社の会員は、呼び名は様々でも、要するに松→竹→梅→平会員→非会員の5段階構成なっていることが多いです。ここでポイントは、平ではほとんど意味がなく、松と竹でも意味がないのです。これは平まではUGの順番が回りにくいということと、竹以上の会員というのは、そもそも最初からビジネスやファーストに会社の金で乗れる人々です。つまり、梅クラス、つまりエコノミーで年に3回以上、欧米に出かける層なのです。JALで言えばサファイヤ、ANAではプラチナ、デルタではゴールドメダリオン、ユナイテッドではプレミアエグゼクティブなどの上級会員の下から2番めのランクです。

ところがこの上位ランクの会員も、航空会社によっては掃いて捨てるほどいます。JALの場合は東京伊丹や福岡便に乗るとわかりますが、280席くらいのボーイング777で100人近くがエメラルド以上の会員ということもザラです。この有り様では上級会員自体がもはや無意味です。JALやANAに比べたらデルタやユナイテッドの上級会員は、絶対数は相当少ないです。

デルタの太平洋線のビジネスクラスは36席が通常です。今年に入って4回搭乗した感じでは、正規のチケット購入者はおそらく半分以下で、残りはエコノミーからのUGだと思います。こうしたOBのやり方は私が知る限りデルタ(旧のノースウエスト)が最も顕著で、ユナイテッドはその次です。逆にJALはOBが少ないのでなかなかUGされませんし、提携先であるアメリカンも同じようなオペレーションのように思われます。ANAは殆ど使わないのでよくわかりませんがJALと似ていると思っています。

話がわかりにくくなってきてるので、インボラUGの確率を上げるポイントだけをまとめます。これはデルタ航空またはスカイチームの場合です。

・デルタのゴールドメダリオンになる。飛行実績があまりない場合は年会費27,300円でゴールドメダリオンステイタスを「購入」する。

・デルタの予約をする(どこでやってもいい)
 (予約時、発券時の予約クラスはあまり関係ない。発券クラスよりは会員ステイタスのほうが優先されている)
 HISなどで購入しても全く問題ないが、必ずスカイマイル会員ナンバーをデルタのWEBで紐付けておくこと
 OBを誘発させるためにHISがいいのではないかと個人的には思います。

・出発までに優先シート、プレミアムエコノミー、ファーストクラスなどが
 ステイタスや空席状況に応じて指定できるので適宜確認すること。特に1週間くらい前から要注意。

・事前座席指定の有無、オンラインチェックインの有無、早く空港に行ったほうがいいか、身なりを見ているなどは関係ないです。

いまはカウンターのチェックインも、ゲートでの搭乗時にも全部バーコードで管理されているので、「選ばれた場合」はゲートでアラームが鳴ってビジネスのチケット交換してくれます。以前はゲートカウンターで名前を呼ばれ、運悪くその場にいないと権利が他の人に行ってしまうなんてのが確かにあったがですが、いまは前述の理由からそれは関係ないですね。全てはあなたのステイタスが、ビジネスに振り分けられる枠の数の範囲内に入っているかどうかなのです。

この5年位JAL(ワンワールド)を使ってきましたが、国際線のインボラUGは4回くらいでしょうか。決して多くはないと思っています。これはアライアンスの考え方なのだと思います。JALはJCGクラブメンバーになったので、この事実上永遠にワンワールドサファイヤステイタスを維持できます。がゆえに競争は激しいとも言えます。

私は先ほど書いたアメックスカード会員に昨年末になって、年間会費27,300円でデルタのゴールド会員ステイタスを金で買ったわけです。今年に入って太平洋線4回のうち2回がビジネスクラス、米国内4回のうち4回がファーストクラスにインボラUGしていただけたので、完全に元は取ったと思っています。

かつてはUAのプレミア2Pとかエールフランスのルージュなんかも持っていましたが、こうしたアップグレードはゲームみたいに楽しめればそれでいいのだと思います。仮にUGになっても周りの正規運賃の方に配慮して乗るべきなことは言うまでもありません。

2014年2月 9日 (日)

ラジオが好きなんですけど

はい、ラジオが好きです。

いまも地元の湘南ビーチFMを聞きながら仕事をしていて、ちょっと息抜きです。息抜きの割にはまじめに書きます。

ラジオを聞く人が減り続けているようです。原因はいろいろあると思います。

AMラジオ局は送信所の維持が大変です。そこでV-LowでFMで飛ばし、Radikoと併用でいいのだと思います。ただしNHKはAMで500KWとか100KWとか飛ばしてもらなないと緊急時に困ると思いますが。V-LowにはコミュニティーFMとか、マルチメディア放送したい人もいるようですが、事業として成立するならやればいいと思います。個別のケースで成立する場合とそうでない場合の両方があると思います。

FMラジオのデジタル化も結局は進まないようです。デジタル化のメリットが少なくともリスナー側には殆ど無いからですね。MP3に慣れた耳にはFMで十二分なのでしょう。ここに来て急にハイレゾオーディオが注目されつつありますけど、特殊層にしかアピールできていないし、今後これがメジャーになるとも思えません。デジタル化のメリットは広告モデルを補完するための、聴取率などの営業データ収集であるはずなのですが、どういうわけかラジオ業界ではその議論が活発であるという話を聞かないのです。

聴取率調査は、未だに首都圏では年に6回、関西、中部圏では年に4回の郵送式の日記式アンケート調査といった具合。時代遅れも甚だしい。要するに「自信がない」のだろうと思います。

そんなこんなで課題は多いラジオですけど、どうやって流そうが、どうやって調べようが、当たり前だが中身が問題です。音楽の接触の仕方、流通の仕方が変わっている中で、ラジオのやっていることは何も変わっていません。ナイター中継も以前ほどは人気がないのは言うまでもないです。いまだに「ラジオ深夜便」が成功事例だとして語られているだけで、何も変わっていないんですねえ。

ラジオのメディア特性は音声メディアであるということです。マルチメディア放送は音声メディアではないのでラジオではなく、テレビやWEBと競合してしまいます。音声の特性は、ほっといても聞こえてしまうこと。視覚は目をつぶれは遮断できますが、どういうわけだか聴覚は遮断ができない。であるが故に「ながら」ができるわけです。

「ながら」とはどういうことでしょうか。つまり、何かラジオ局とは無関係の意思によって、リスナーが何らかの生活行動をしているということです。ということは、ラジオはリスナーの生活に邪魔をしない程度に入り込み、その生活に何らかのメリットを提供しなければ聞いてはくれないのでしょう。リスナーの生活行動のきっかけになるというところまで踏み込めればいいですが、現実的にはそれは難しいです。

マルコーニが無線通信に成功してから、最初のラジオ放送のようなものが始まるまでに12年もかかっています。今のスタイルの商業放送開始までは、そこからさらに14年もかかっています。時代のスピードはまるで違うにせよ、その間に数えきれないほどの試みがなされてきたに違いないです。ラジオが調子悪くなってから、まだまだ時間があまり経過していないとも言えます。

港区愛宕山からラジオ放送が始まって今年で89年とのことです。放送記念日である3月22日の話です。その後、いつの頃からかわかりませんが、リスナーからのハガキでコミュニケーションを行うようになり、ファックスからメール、いまではWEBやTwitter、Facebookが多用されています。コミュニケーションのツールは時代とともに変わっていいますが、基本構造は何も変わっていなくて、スピードアップしただけです。こうしたツールを使って、暮らしの中にどうやって入っていくのがいいのか、ラジオは考えなければいけないのだと思います。

個人的には、マルチメディア放送のようなことを、異なる経路と場所と装置で、生活者の行動エリアに、多面的に広く入り込んで行くことではないかと思っています。これは番組企画でも番組編成の話でもなく、メディアとしての根本的な位置づけを再構築する話です。コミュニケーションを非同期で可視化することでだと思うのですけどね。具体的な考えはあるので、どこかのラジオ事業者さんと機会があればお話をしてみたいものです。

木村太郎社長に話したら受け取っていただけませんでしたが。

2014年2月 3日 (月)

V-High放送の追加認定で地上波の4K化が絶たれた

先日締め切られたV-High放送の追加申請の結果が公表されました。申請を受け付けてしまった以上、今更なにか言っても始まりませんが、2つの点を指摘しておきたいと思います。

その1 余った8セグをどうするのか
下の図を見てください。これは総務省資料に私が追記したものです。事実しか書いてないのですけど、要するにV-High放送というのは、地デジ化で地上波テレビが全部UHF帯に移動してハイビジョン放送を始めたので、もともと使っていたVHF帯が空いたのです。(正確にはわあわざ膨大な税金をを使って空けたわけですけど)で、その時の約束は、アナログ放送の跡地(これをホワイトスペースと読んでいます)では「高機能な放送サービスを行う」はずでした。

そこで登場したのがNOTTVですが、NOTTVは13セグメントという電波の量(幅と行ってもいいですが)しか使っておらず、V-Highには33セグメント用意されたので、20セグメントは1年半以上使われていなかったわけです。なぜかって、ドコモ以外のケータイキャリアが参入しなかったからです。さすがに税金を使って空けた貴重な電波が、このまま使われないのはまずいということで、総務省は大急ぎで今回の再募集をしたわけです。

ところが、20セグメントの枠に対して、12セグメント分しか申請がありませんでした。ある程度予想されたことなので、総務省は参入しやすくなるために電波料を値下げしたり、(ここの表現は難しいのでツッコミ無用)、事実上プラットフォーム化させたり(ここもツッコミ御免)のですが、結局は8セグメント余りました。新規参入するスカパー!とフジテレビには、明確な理由がありますけどここでは書きません。

さあ、総務省は余った8セグをどうするつもりなんのでしょうか、非常に興味があります。

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その2 これで地上波で4Kは事実上放送できなくなった
私はアナログ跡地は全部4K放送を地上波がやればいいとずっと言ってきました。理由は簡単で、この周波数帯は帯域も狭く、波長も長いのでモバイル端末による高速データ通信にはそもそも向かないからです。また放送のようなサービスを進化させ続けるためには、ある日突然切り替えるのは不可能で、新しい場所で新サービスを開始しないといけないのです。つまりは、伊勢神宮みたいな式年遷宮方式がいいに決まってるわけです。これは先人の知恵ですよまさに。ホワイトスペースを使えば地上波局が4K放送を開始でき、(技術的にももう完全に見えているし韓国はそうしてる)一定期間のHDTVとのサイマルをすれば良い話だったのです。

中途半端に8セグ余らせるような免許を与えて、4Kも地上波で放送出来ない事になったわけで、一体誰得なのか私にはもうさっぱり訳がわからないわけです。今週の7日(金)に開催されるデジタル新年会には、総務省の南審議官も来られると聞いていますので、この話をしてみようと思います。

ともあれ、晴れてV-Highに参入される各局に於かれましては、普及拡大、より良いサービスのために、全身全霊で頑張っていただきたいと思います。

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